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報告書

JT-60NBIの中性化セルの構造設計

松岡 守; 堀池 寛; 伊藤 孝雄; 栗山 正明; 松田 慎三郎; 森田 洋昭*; 小原 祥裕; 田中 茂

JAERI-M 83-069, 30 Pages, 1983/05

JAERI-M-83-069.pdf:0.91MB

JT-60NBIでは中性化セルを出たあとのビームに含まれる残留イオンビームの衝突から偏向磁石を保護するためにウォータージャケットが設けられている。このウォータージャケトへの熱負荷を軽減することが設計上の課題であったが、これをイオンビームリミッタの機能も併せ持つような中性化セルのを採用することにより解決した。このような機能を持った中性化セルの設計は、偏向磁石やウオータージャケットなど隣接する他機器の設計と並行して総合的に進める必要があった。本報告ではこのような状況の下に行われた設計の経緯を詳述する。JT-60NBI原型ユニットによる予備的な試験結果も示し、計算結果と比較する。

報告書

JT-60NBIの偏向磁石の設計

伊藤 孝雄; 堀池 寛; 栗山 正明; 松田 慎三郎; 松岡 守; 田中 茂

JAERI-M 82-131, 28 Pages, 1982/09

JAERI-M-82-131.pdf:0.84MB

本報告書はJT-60中性粒子入射加熱装置の偏向磁石の設計を詳細に述べたものである。本偏向磁石は昨年11月に完成した原型ユニットにおいて試験中である。まず偏向磁石の設計条件について詳細に述べた。次に、偏向磁石と偏向磁石の磁極を保護しているウォータジャケやビームダンプ等残留イオンビームを処理する機器とは一体的に設計する必要があるがその設計手順について述べる。本偏向磁石の形式は、設計条件を十分満足したものであり、その断面形状は、ビームレットの発散、ビームの軸ずれ及び漏洩磁場の最悪条件が重なった場合も考慮して設計したものである。また本偏向磁石の設計にあたって行ったウォータジャケットやビームダンプの一次設計についても報告する。

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